<第1回GLHOME住宅デザインコンペ出展案>
課題 : 住宅のファサードデザイン (このコンペでは与件として平面形が与えられていました)
題名 : 凸HOUSE
提案 :
2階部分はワンルームの状態で与えられていたので、家具等を外壁に張り出した凸面に収めることを考えました。
この凸面によって構成されるファサードは住み手によって異なってくるため、バラエティ性が要求されるであろう住宅メーカーのファサードとして相応しいと考えました。
本文 :
施主の希望する家具や窓辺のアクティビティに基づいて外壁に凸部が設けられる。
⇒固定されるすべての家具や収納が外壁に設けられた凸部に収められることによって内部空間は開放される。
⇒仕切って使用することもワンルームとして使用することもできるフレキシブルな空間を獲得することが可能になる。
⇒外壁のキャンバスに各素材をコラージュしたような表層になる。
一言 :
機能、アート、様式、、などファサードの決定には様々な要素があることをこのコンペで改めて考えました。
課題がファサードのみに限定された状態で考えたことで、ファサードに対してより意識的になったように思います。
ファサードのみをデザインすることは、近年の一連の店舗デザインにおいても試みられていますが、住宅で試すことにも新しい可能性があるような気がしました。
※この案のプレゼンの作成法はmanualsに掲載しています。